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基本方針

1 現状と課題
都中音は東京都内全中学校616校、771名の会員を抱える巨大組織である。(平成
28年度末現在)都中音では、授業研究部をはじめ、専門研修、基礎講座、合唱パートリーダー研修会、創作コンクールなど様々な事業を展開している。また、東京都中学校吹奏楽連盟では、マーチング講習会、吹奏楽コンクール、アンサンブルコンテスト、指導者講習会など大規模な事業を毎年展開している。
個々それぞれの事業別にみると専門分化、質の高い事業内容で参加者の満足度や、事業ごとの成果は高く評価できるが、それぞれの事業ごとに完結してしまい、事業間の連携や情報交換、事業成果の相互還元がなされていないという現状課題がある。
特に授業研究部事業や創作コンクール事業に関しては本会が教育研究団体であるにも拘らず、事業への参加人数の相対的な低迷が大きな課題となっている。授業研究部では毎年研究部員を募集している。各区市町村の若手教員を中心として、40代以上のベテランの先生方に於いても是非積極的に部員になっていただき、事業の活性化を図っていただきたい。
また、創作コンクールでは毎年課題詩を発表し作品を募集している。自由創作部門もあるので是非多くの学校にこの事業に参画していただきたい。各学校の実態に応じて夏季休業中の宿題にするなどの工夫を図り、創作への取り組み強化が必要である。

2 研究主題及び基本方針

平成29年度 東京都中学校音楽教育研究会

◇研究主題
『主体的・創造的に表現・鑑賞し、
   音楽文化の理解を深める授業を目指して』

   〜「協働的な学習による、歌唱と創作の授業づくり」

 

(1)主題設定の理由
平成29年3月31日、新学習指導要領が文部科学省より告示された。今回の改定は、「何を理解しているか 何ができるか」という生きて働く「知識・技能」の習得の柱、「理解していること・できることをどう使うか」という未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」の育成の柱、「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」という学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等」の涵養の柱という以上3本の柱に沿って内容が整理されたことが大きな目玉となっている。
また、中教審の答申では、感性を働かせて、他者と協働しながら音楽表現を生み出したり音楽を聴いてそのよさや美しさなどを見出したりすることができるよう内容の改善を図ること、音や音楽と自分との関わりを築いていけるよう、生活や社会の中の音や音楽の働き、音楽文化についての充実を図ることなどが求められている。
こうした背景を鑑み、本研究会では、音楽文化の理解や協働的な学習を研究主題に設定したところである。

(2)基本方針
【基本方針1 授業研究】
平成31年度全日本音楽教育研究会全国大会・東京大会の開催に向けて、都中音研授業
研究部として、音楽科授業の質的な充実を目指し、研究活動・準備活動を推進する。


 ア 授業研究部の活動内容を地区理事が各地区教研に於いて伝達周知するとともに
   ホームページを活用し全都会員に広く公開する。

 イ 1年毎に重点項目を設定し、事前研究、実技研修、研究講座、授業研究、
    研究授業などを通して、重点的に音楽科授業研究を行い、課題解決に臨む。

 ウ 平成30年2月22日(木)に「平成29年度都中音研 発表会」を
    府中の森芸術劇場にて開催する。


【基本方針2 人材育成】
授業研究と専門研修の企画推進に努め、研究、研修参加者の拡大を図り、
計画的な研究体制の構築と都中音研の活動を支える人材確保に努める。


 ア 研究の中心となり、授業研究などのリーダーとなれる授業部員を拡大・育成するとともに、
    誰でも参加できる「基礎講座」を設け、若手・中堅教員の授業力向上を図る。

 イ ホームページや会報誌「ストレッタ」を活用し、授業研究や専門研修の情報発信を積極的に行い、
    研究活動の充実と成果の拡大を目指す。

 ウ 東京都教職員研修センターとの連携を通し、指導や支援を得ながら研究会の内容向上を目指す。


【基本方針3 他音研との連携】
平成31年度全日本音楽教育研究会全国大会・東京大会の開催に向けて、
他の音研と綿密に連携しながら、準備活動を推進する。


 ア 全国大会・東京大会実行委員会に常任理事を選出し、都小、高、大各部会との連携を進め、
    連続性・系統性のある研究を推進する。

 イ 全国大会沖縄大会に参加し、大会での情報や研究内容を今後の研究に活かす。

 

以上3つの基本方針を本研究会活動の要とし、今年度の事業を更に発展・充実させていきます。会員の皆様方とともに子供たちのための研究を更に深めていきたいと思いますのでご理解、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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